結城市(歴史)概要: 結城市の歴史は古く市内各所に大規模な古墳が存在し当時から有力豪族が割拠していたと思われます。鎌倉時代に入ると平家追討に功があった小山氏一族の小山朝光(結城朝光)が現在の結城市を含む一帯が与えられ400年に渡り支配しました。
結城氏は次第に勢力を広め、関東8大名(関東八屋形)の1家に数えられ100万石を有していたそうです。承久の乱と結城合戦の2度戦に敗退し当時の領主結城氏朝は自刃しました。その後、結城家は再興しましたが当時の繁栄には遠く及ばず徳川家康の二男秀康を養子に迎え入れた時は10万石程度でした。関が原の合戦で秀康は上杉家を牽制した功で越前福井(現在の福井県福井市)へ67万石へ加増されこの地を離れ当地方の結城家支配は幕を閉じます。
元禄12年(1700)以降は水野家が1万8千石で入封し改めて結城藩を立藩し城郭や城下町の整備に尽力を尽くし、特に古くからの産業の1つだった養蚕に力を入れ"結城紬"として全国に轟かせました。
又、水戸城下と奥州街道の宿場町である小山宿を結ぶ結城街道の宿場町でもあり多くの往来がありました。
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