結城市: 称名寺

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概要・歴史・観光・見所
称名寺(結城市)概要: 新居山高田院称名寺は茨城県結城市大字結城に境内を構えている浄土真宗本願寺派の寺院です。称名寺の創建は建保4年(1216)、初代結城朝光が親鸞聖人を帰依し高弟真仏(真壁城主平春時)を招き開山したのが始まりと伝えられています。真仏は真壁椎尾氏の庶子とも下野国司の子供とも云われ、当初は椎尾弥三郎春時(平春時)と呼ばれ真壁城の城主を担っていましたが、元仁元年(1224)頃に稲田草庵で親鸞聖人の教えに共感を覚え嘉禄元年(1225)に出家、専修寺や佛光寺の住職を歴任し親鸞直弟「二十四輩」の第2番に数えられています。

称名寺は当初、下野国薬師寺新居郷にありましたが嘉禄元年(1225)に結城西ノ宮に移り、朝光は出家、その法名である「称名寺殿日阿弥陀仏」から称名寺と呼ばれるようになりました。以来、結城家の菩提寺として寺運が隆盛し境内には初代朝光から2代朝広(妙蔵院殿信阿弥陀仏)、3代広綱(新福寺殿教阿弥陀仏)、4代時広(法蔵寺殿證阿弥陀仏)まで当寺に葬られ元禄年間(1688〜1704年)に現在地に移りました。称名寺の寺運は隆盛し浄土真宗関東七大寺(常敬寺・勝願寺・善福寺・万福寺・称名寺・永勝寺・光明寺)に数えられました。称名寺の寺宝は多く結城家縁の品々や恵心僧都が編纂と伝えられる往生要集(その内五行分が親鸞直筆と伝えられています)などを所有しています。

称名寺本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行6間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ、花頭窓付。鐘楼は入母屋、桟瓦葺き、外壁は柱のみの吹き放し。山号:新居山。院号:高田院。宗派:浄土真宗本願寺派。本尊:阿弥陀如来像。

称名寺の文化財
・ 称名寺御霊門-慶長年間-切妻、桟瓦葺、薬医門-結城市指定有形文化財
・ 称名寺二条門-寛永3年-切妻、本瓦葺、高麗門-結城市指定有形文化財
・ 紙本著色結城朝光肖像画-室町末期〜江戸初期-結城市指定有形文化財
・ 木造結城朝光像-横78cm、縦63cm-結城市指定有形文化財
・ 往生要集(恵心僧都)-鎌倉-縦26.2cm、横18.0cm-茨城県指定重要文化財
・ 結城朝光の墓-石造多宝塔、4代分の供養塔-結城市指定史跡
・ 玉日姫の墓-江戸時代-宝篋印塔-結城市指定史跡

称名寺:写真

称名寺境内正面に設けられた二条門(高麗門)
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称名寺境内聖域の結界となった御霊門(薬医門) 称名寺御霊門から見た境内 称名寺本殿正面と石燈篭 称名寺の境内に建立された結城朝光の墓(石造多宝塔)


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