筑西市: 薬師堂

  茨城県:歴史・観光・見所筑西市:観光・観光・見所>薬師堂

概要・歴史・観光・見所
薬師堂(筑西市)概要: 薬師堂の創建は文明10年(1478)初代下館城水谷勝氏が開いたのが始まりとされます。元々は大徳寺境内にあり、特に本尊の薬師如来は「眼病を癒す薬師様」として眼病に御利益があり昭和初期まで多くの参拝者で賑いましたが、大徳寺が廃寺となり薬師堂のみが残されています。

現在の薬師堂本堂は元禄4年(1691)に再建されたもので桁行3間、梁間3間、入母屋、瓦葺、平入、正面に一間向拝が付き内部は外陣と内陣を明確にするなど密教建築の特徴を備えています。外壁は真壁造り、板張、建物全体が朱色に塗られ細部には龍や十二支などの彫刻が施されています。江戸時代中期に建てられた密教本堂建築の遺構として貴重な事から昭和51年(1976)に筑西市指定有形文化財に指定されています。境内に隣地ある大欅は推定樹齢500年、樹高約15m、幹周約6m、往時は大徳寺の山門の東西に植えられたと推定されますが、西側が枯れた為、現在は東側のみが残される形となっています。薬師堂大欅は昭和52年(1977)に筑西市指定天然記念物に指定されています。本尊:薬師如来。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-下館商工会議所

薬師堂:写真

薬師堂
[ 付近地図: 茨城県筑西市 ]・[ 筑西市:歴史・観光・見所 ]


※ 相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。 回答によって不都合や不利益をこうむっても当サイトは一切責任を負いません。又、回答を直接的(当サイトの名前を使って)に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。 予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。尚、「茨城県:歴史・観光・見所」は「茨城県の歴史」、「郷土資料辞典−茨城県」、「日本の城下町−関東(一)」、「城郭と城下町−関東」、「パンフレット」、「案内板」、「関係HP」等を参考にさせていただいています。※プライバシーポリシー