筑西市: 観音院

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概要・歴史・観光・見所

観音院(筑西市)概要: 正法山観音院は茨城県筑西市森添島に境内を構えている天台宗の寺院です。観音院の創建は分かりませんでしたが安楽津院の支院として建立されていました。

一時衰退しましたが宗光寺(栃木県二宮町)の住職随教が再建し、門弟である寂門が延享元年(1744)に堂宇を建立し、宝暦元年(1751)に公遵入道親王(中御門天皇の第2皇子)の祈願寺となり「観世音」の勅額を賜っています。文化年間(1804〜1817年)に火災により焼失し、領主である鵜殿氏の庇護もあり文久2年(1862)に現在地に移し再建しています。

現在の本堂はこの時建てられたもので、木造平屋建て、三間四面(桁行3間、梁間3間)、寄棟、瓦棒葺、正面に一間向拝付、向拝部分には竜や獅子、欄間には十二支の彫刻が施されていますが全体的には華美の要素を排除した趣と格式ある建物として貴重な事から昭和52年(1977)に筑西市指定有形文化財に指定されています。山号:正法山。宗派:天台宗。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-下館商工会議所

観音院:写真

観音院:植栽越に見える本堂正面
植栽越に見える本堂正面
観音院:境内から見る庫裏
境内から見る庫裏
観音院:樹齢150年以上の枝垂れサクラ
樹齢150年以上の枝垂れサクラ
観音院:右斜め前方から見た本堂
右斜め前方から見た本堂
観音院:境内に建立されている石碑、石仏群
境内に建立されている石碑、石仏群


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