行方市: 万福寺

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概要・歴史・観光・見所
万福寺(行方市)概要: 万福寺の創建は文治2年(1186)、栄俊法印によって開かれたのが始まりとされます。伝承によると治承3年(1179)、平重盛(平清盛の嫡男)が病死すると家臣である平貞能は重盛の持仏と遺骨を携え治承4年(1180)に東茨城郡城里町に小松寺を創建し遺骨を埋めたましたが文治元年(1185)に壇ノ浦の戦いで平家が滅びると源氏の詮索を恐れて芹沢の地に改葬し小庵を設けたのが万福寺の前身であると伝えられています。元禄年間(1688〜1704)に水戸藩主である徳川光圀の命により現在地に移されました。

現在の万福寺仁王門は天正6年(1578)に逢善寺(茨城県稲敷市小野)に建てられたものでしたが享保9年(1724)に新たに山門が新築され為、当寺に移築されました。入母屋、茅葺、三間一戸、八脚単層門、外壁は朱色で仕上げられ両脇には仁王像(阿像・吽像)が安置されています。山門は室町時代末期の寺院山門建築の遺構として貴重な事から昭和45年(1970)に茨城県指定文化財に指定されています。

万福寺阿弥陀堂は貞享4年(1687)に建てられたもので木造平屋建て、寄棟、茅葺、平入、桁行3間、梁間3間、外壁は真壁造り板張り素地造、正面左右に花頭窓付、内部の天井は格天井で「龍の図」が彩色で描かれ水戸藩士芹沢氏高幹が寄進したとの銘があります。阿弥陀堂は江戸時代初期に建てられた寺院御堂建築の遺構として貴重な事から昭和45年(1970)に茨城県指定文化財に指定されています。

万福寺の寺宝である木造阿弥陀如来立像は像高96p、玉眼入り、檜材、脇侍である観世音菩薩と勢至菩薩は像高72p、3体共に室町時代中期に制作されたとされ阿弥陀堂内部の厨子に安置されています。阿弥陀三尊像は昭和33年(1958)に茨城県指定文化財に指定されています。宗派:天台宗。本尊:阿弥陀如来立像。

万福寺の文化財
・ 山門-天正6年-入母屋,茅葺,三間一戸,八脚単層門-茨城県指定文化財
・ 阿弥陀堂−貞享4年−寄棟、茅葺、三間四方−茨城県指定文化財
・ 阿弥陀如来立像及び両脇侍-室町時代中期-茨城県指定文化財
・ 木造阿弥陀如来立像-鎌倉後期-割剥造,像高84.9p-行方市指定文化財
・ 金剛力士像-享保8年-檜材,阿形像高2.42m,吽形像高2.5m-行方市指定文化財

万福寺:写真

万福寺
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