福法寺(古河城:移築城門)概要: 亀嶋山福法寺は茨城県古河市中央町3丁目に境内を構えている真宗大谷派の寺院です。福法寺の創建は鎌倉時代の建治年間(1275〜1277年)、正順坊(親鸞上人の法弟)が開基となり開いたのが始まりと伝えられています。
当初は武蔵国亀嶋(現在の中央区日本橋茅場町)にありましたが6世堪空の代に下総国佐倉(現在の千葉県佐倉市)に移り、寛永8年(1631)に現在地に移りました。
福法寺山門は旧古河城内の二の丸御殿の入口にあった乾門で、平唐門、鉄板葺、間口一間、両側袖塀、潜戸付き、明治4年(1871)に古河城が廃城となり明治6年(1873)に城が取り壊しになった際、福法寺の檀家が払い下げを受け、その後当寺に移築されました。福法寺山門は数少ない古河城の遺構として貴重なことから昭和43年(1968)に古河市指定有形文化財に指定されています。
本堂は木造平屋建て、宝形造、桟瓦葺き、桁行4間、張間4間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ。山号:亀嶋山。宗派:真宗大谷派。本尊:阿弥陀如来立像。
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唐門を簡単に説明した動画
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-古河市教育委員会
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