硯宮神社(潮来市)概要: 硯宮神社の創建は不詳でしたが古くは今宮八幡宮と称していたとされます。平安時代末期の治承年間(1160〜1180年 )源頼朝が戦勝祈願の為、鹿島神宮(茨城県鹿嶋市:常陸国一宮)の参拝する際この地で、祈願文をしたため、その際利用した硯を当社に奉納したと伝えられています。
江戸時代に入り水戸藩2代藩主徳川光圀(水戸黄門:徳川家康の孫)がこの故事を聞いた事から頼朝縁の硯を御神体として社号を硯宮神社に改めています。
現在の社殿は昭和54年(1979)の火災で焼失後、昭和56年(1981)に再建されたもので、拝殿は入母屋、銅板葺、平入、桁行3間、正面1間向拝付。本殿は一間社流造、銅板葺。例祭は毎年7月下旬の土日曜日、御神輿渡御と山車が曳き廻が奉納されます。祭神は応神天皇。
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