飯名神社

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概要・歴史・観光・見所
飯名神社(つくば市)概要: 飯名神社は茨城県つくば市臼井に鎮座している神社です。創建は不詳ですが和銅から養老年間(708〜724年)に編纂された常陸風土記に「其ノ里ノ西ニ飯名ノ社。此即筑波ノ岳ニ所有飯名ノ神ノ別属也。」との記述がありこの「飯名ノ社」が飯名神社とされる事から常陸風土記編纂以前から鎮座していたと推定されています。又、313年から759年までの歌詞が編纂されている万葉集には「筑波峯に雲かも降らるいなをかも、かなしきころがにぬ干さるかも。」の一文がありこの「いなをか」が万葉仮名で変換すると「伊奈乎可」となる為、飯名神社を暗示させるという説もあります。

飯名神社の記録として明確なものとしては神官である長戸家に伝わる古文書に康正2年(1456)に既に社殿があり、その社に保食神を勧請した事が記載され、筑波山の中腹で発見された鰐口には「常陸国北条郡臼井村稲野宮鰐口壇那衆文明十一年五月二十五日」の銘が刻まれています。ただし、飯名神社本殿背後には存在感のある巨石が控えている事から、古代からの自然崇拝から発展し、巨石の中央部分には裂け目がある事から女陰石として、授産や生産の神として信仰されてきたと思われます(後年に男根石が建立されています)。江戸時代に入ると女神である弁財天が合祀され「臼井弁天」「飯名弁天」などと呼ばれるようになります。

飯名神社拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、正面千鳥破風、平入、桁行3間、正面1間向拝付き。本殿は一間社、壁面には精緻な彫刻が施されています。祭神は宇気母知神(保食神)、市杵嶋姫命。配神は伊邪那岐命、伊邪那美命、須佐之男命、大己貴命、金山比古命。境内社は稲荷、愛宕、三峰、山の神等。

飯名神社:社殿・境内・写真

飯名神社境内正面に設けられた石造鳥居
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飯名神社の歴史が感じられる参道と石段 飯名神社拝殿正面から撮影した画像 飯名神社本殿と覆屋 飯名神社本殿背後にある信仰の対象になったと思われる巨石(磐座)


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