北斗寺

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概要・歴史・観光・見所

北斗寺(つくば市)概要: 北斗寺は茨城県つくば市栗原に境内を構えている真言宗豊山派の寺院です。北斗寺の創建は平安時代の弘仁年間(810〜824年)、最仙上人が勅命により妙見菩薩を本尊として堂宇を建立したのが始まりと伝えられています。

妙見菩薩は北斗七星を司る仏様で商売繁盛、学業成就、勝負開運に御利益があり「妙見さま」として広く信仰されてきました。当初は栗原台にありましたが鎌倉時代に小田に移り、更に藤沢に移った後、江戸時代初期の万治年間(1658〜1661年)に現在地に再建されました。

現在の北斗寺本堂は元禄16年(1720)に造営されたもので、木造平屋建て、桁行3間、張間3間、入母屋、銅板葺、一間向拝付き、建物全体が朱色で塗られ細部に精巧な彫刻が施されています。山門は切妻、桟瓦葺き、一間一戸、四脚門。又、寺宝も多く、文化財も多数所有しています。宗派:真言宗豊山派。本尊:妙見菩薩。

北斗寺の文化財
・ 北斗寺仏儀次第-鎌倉時代-茨城県指定重要文化財
・ 絹本著色興教大師画像-鎌倉末〜南北朝初-つくば市指定文化財
・ 絹本著色黄不動明王画像-茨城県指定重要文化財
・ 絹本著色釈迦十六善神画像-南北朝時代-つくば市指定文化財
・ 後奈良天皇歌切−茨城県指定重要文化財

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-桜村教育委員会

北斗寺:本堂・山門・写真

北斗寺:境内正面に設けられた山門(四脚門)
境内正面に設けられた山門(四脚門)
北斗寺:左斜め前方から見た堂宇
左斜め前方から見た堂宇
北斗寺:参道から見た本堂と石燈篭
参道から見た本堂と石燈篭
北斗寺:右斜め前方から見た本堂
右斜め前方から見た本堂
北斗寺:境内正面に設けられた鐘楼と梵鐘
境内正面に設けられた鐘楼と梵鐘


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