旧大安寺観音堂(逆井城)概要: 旧大安寺観音堂は室町時代末期の天正16年(1588)に建立され弘化2年(1845) に改修されたもので、木造平屋建て、桁行3間、梁間3間、寄棟、茅葺の建物です(天正16年:1588年と、弘化2年:1845年の棟札が現存し年代が明確)。建物全体が朱色に塗られ精巧な彫刻が少なく、角の柱は太く面を取り舟肘木等も当時の建築様式が見られ天井は棹縁天井で構成されています。旧大安寺観音堂は室町時代末期に建てられた御堂建築の遺構として貴重で建築年代が明確な事から平成5年(1993)に坂東市指定有形文化財に指定されています。現在は逆井城跡に移築保存されています(逆井城の城跡は茨城県指定史跡)。
大安寺: 猿島阪東三十三観音霊場第30番札所(札所本尊:聖観世音菩薩・御詠歌:ねんりくは ゆはをもとほす やはぎでら いしんのれいち たのもしきかな)。菅生沼七福神:福禄寿。宗派:真言宗豊山派。山号:密厳山。
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