延命寺(取手市)概要: 親王山地蔵院延命寺は茨城県取手市岡に境内を構えている真言宗豊山派の寺院です。延命寺の創建は、紀州根来にいたある僧が、霊夢で平将門が信仰していた地蔵尊が現れ当人が将門の縁者で将門縁の地に地蔵尊を祀ってほしいとの御告げがありこの地に創建されたと伝えられています。山号は将門が自ら「新王」を名乗った事に起因すると云われています。
延命寺の周囲には将門の史跡も多く、将門の墳墓と伝わる大日山古墳(茨城県指定史跡)や仏島山古墳(取手市指定史跡)、愛妾桔梗が住んだという朝日御殿跡などがあります。境内裏には将門の愛馬が埋められた塚があり「駒形様」と呼ばれ信仰の対象になっています。寺宝も多く釈迦涅槃絵、三仏画、十三仏画、二十八仏画が貴重な事から昭和53年(1978)に取手市指定有形文化財に指定されています。山号:親王山。真言宗豊山派。本尊:延命地蔵菩薩。
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