龍泉寺(龍ケ崎観音)

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概要・歴史・観光・見所

龍泉寺(龍ケ崎観音)概要: 東福山水天院龍泉寺は茨城県龍ケ崎市下町に境内を構えている天台宗の寺院です。龍泉寺の創建は淳和天皇(第53代天皇・在位:弘仁14年:823年〜天長10年:833年)の御代に蓮雪上人(日光を開山した勝道上人の法弟)が開山したのが始まりとされています。

その際、弘法大師空海(真言宗開祖)が彫り込んだと伝わる聖観世音菩薩像を山城国から迎え安置したと伝えられています。天正年間(1573〜1592年)、龍ヶ崎城の城主土岐胤倫が娘である虎姫(お福の方)が懐妊し予定日を過ぎても出産に至らず、母体も危険となった為、龍ケ崎観音に安産祈願したところ無事出産し母子共に健康だった事から、以後、安産、子育てに御利益があるとして信仰が広がりました。

天正18年(1590)の小田原の役で土岐氏は小田原北条氏に従った為に没落しましたが、江戸時代に入ると寛永寺(東京都台東区上野)の庇護となり、寛永年間(1624〜1644年)に寛永寺の天海僧正が再興しています。現在も信者が多く、"ほおづき市"に参拝すると4万6千日分の参拝をしたことになるとして多くの人達が参拝に訪れています。又、境内には200余体の水子地蔵があり茨城県百景の1つに数えられています。

山門は切妻、銅板葺き、一間一戸、四脚門。本堂は木造平屋建て、寄棟、銅板葺き、平入、桁行4間。山号:東福山。院号:水天院。宗派:天台宗。本尊:聖観世音菩薩。

【 参考:サイト 】
公式ホームページ
【 参考:文献等 】
・ 龍泉寺本堂再建記念碑

龍泉寺:写真

龍泉寺(龍ケ崎観音):境内正面に設けられた山門(四脚門)と石造寺号標
境内正面に設けられた山門(四脚門)と石造寺号標
龍泉寺(龍ケ崎観音):山門から見た境内の様子
山門から見た境内の様子
龍泉寺(龍ケ崎観音):参道石畳みから見た手水舎と石燈篭
参道石畳みから見た手水舎と石燈篭
龍泉寺(龍ケ崎観音):本堂正面と銅製常香炉
本堂正面と銅製常香炉
龍泉寺(龍ケ崎観音):水子地蔵尊
水子地蔵尊


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