八千代町: 新長谷寺(八町観音)

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概要・歴史・観光・見所
新長谷寺(八町観音)概要: 太光山新長谷寺は茨城県結城郡八千代町八町に境内を構えている真言宗豊山派の寺院です。新長谷寺の創建は鎌倉時代の貞永元年(1232)、当時の領主結城朝光(鎌倉幕府の有力御家人、結城家家祖)が鎌倉から運慶作と伝わる十一面観世音菩薩立像を持ち帰り、御堂を造営し安置したのが始まりと伝えられています。その後は結城家縁の寺院として庇護され最盛期には末寺21ヵ寺を擁し、寺領は八町歩あったことから八町観音とも呼ばれ寺運が隆盛しました。18代結城秀康(徳川家康2男)が越前に移封になると庇護者を失い一時衰退しましたが、養父である晴朝が慶長15年(1610)に寺領10石を安堵しています。2度の火災で多くの建物、寺宝、記録など焼失し享保21年(1736)に再建されたのが現在の観音堂で寄棟、銅板葺(元茅葺)、平入、桁行3間(11.13m)、梁間3間(11.13m)、江戸時代の当地方の真言宗寺院建築として貴重なものとして棟札1枚、建造仕様書板2枚と合わせて平成6年(1994)に八千代町指定有形文化財に指定されています。

新長谷寺本尊の木造十一面観世音菩薩立像(鎌倉時代、檜材、寄木造、像高:180cm、玉眼嵌入、素地)は運慶作とされ日本三大長谷観音の1つに数えられ安産、子育て、厄除けなどの御利益があると信仰され平成20年(2008)に茨城県指定文化財に指定されています。関東八十八ヵ所第三十八番霊場(御詠歌:みほとけの めぐみあらたか しんはっせ いちょうだいじゅの よよにかがやく)。山号:太光山。宗派:真言宗豊山派。本尊:十一面観世音菩薩。

新長谷寺(八町観音)の文化財
・ 新長谷寺観音堂-享保21年-八千代町指定有形文化財
・ 絹本着色両甲大曼陀羅-文明9年-142×124p-八千代町指定有形文化財
・ 木造十一面観世音菩薩立像(本尊)-鎌倉時代-茨城県指定有形文化財
・ 木造十一面観世音菩薩立像(御前立仏)-鎌倉時代-八千代町指定有形文化財
・ 華形壇-室町時代-護摩壇,一辺145p、欅造-八千代町指定有形文化財
・ 板碑-弘安6年-緑泥片岩製,高さ95p-八千代町指定有形文化財

新長谷寺:写真

新長谷寺石造山門と石造寺号標
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新長谷寺観音堂正面 新長谷寺本堂左斜め前方 新長谷寺境内高台に設けた鐘楼と梵鐘 新長谷寺境内に建立された小林一茶の句碑


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