筑西市: 徳聖寺

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概要・歴史・観光・見所

徳聖寺(筑西市)概要: 徳聖寺は茨城県筑西市小栗に境内を構えている真言宗豊山派の寺院です。徳聖寺の創建は室町時代の文明13年(1481)に開山したと伝えられています。江戸時代初期に、大同2年(807)に開山し小栗内外大神宮に隣接していた高台院(小栗内外大神宮の別当寺院だったと思われます)と合併しました。

江戸時代後期の文政年間(1818〜1829年)に火災により焼失し、再建されています。現在の徳聖寺山門は再建当時のもので、切妻、桟瓦葺き(元茅葺)、一間一戸、桁行2間、梁間2.3間、四脚門(柱は6本)、江戸時代後期の寺院山門建築の遺構として貴重な事から昭和60年(1985)に筑西市指定有形文化財に指定されています(往時は鐘楼堂を兼ねた山門だったようです。一般的は鐘撞堂と山門を兼ねる場合は楼閣となりますが、徳聖寺の山門は出入口上部に下げられていたようです)。

徳聖寺の本尊である木造薬師如来像は享保11年(1726)の制作で寄木造、肉身部金泥塗、衣部古色、玉眼、像高49.3p(台座を含めると120p)、脇侍に日光菩薩と月光菩薩を配した仏像で、当時の信仰を偲ばせる貴重なものとして昭和60年(1985)に筑西市指定有形文化財に指定されています。本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行7間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造白漆喰仕上げ。山号:松原山。院号:宝持院。宗派:真言宗豊山派。本尊:薬師如来。

【 参考:サイト 】
公式ホームページ
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-筑西市

徳聖寺:写真

徳聖寺:参道に設けられた山門(四脚門)
参道に設けられた山門(四脚門)
徳聖寺:山門から見た境内の様子
山門から見た境内の様子
徳聖寺:境内から見た本堂の正面
境内から見た本堂の正面
徳聖寺:右斜め前方から見た本堂
右斜め前方から見た本堂
徳聖寺:境内に設けられた鐘楼と梵鐘
境内に設けられた鐘楼と梵鐘


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