| 旧茨城県立太田中学校講堂概要： 旧茨城県立太田中学校講堂は明治３７年（１９０４）に建てられた木造平屋建て、切妻、桟瓦葺、桁行き２０．９ｍ、梁間１４．５ｍの近代洋風建築で、外壁は下見板張り、縦長の上げ下げ窓を採用し、上部はファンライと呼ばれる半円形の欄間が設えられています。正面玄関ポーチは大きく前に張り出し、丸柱の上部にはギリシャ神殿で用いられるコリント式風の柱飾りが、屋根妻面にも大きな円の意匠が施されています。旧茨城県立太田中学校講堂は明治時代に建てられた校舎建築の遺構で、当時の洋風の技術を取り入れた学校講堂建築の特徴が見られる貴重なものとして昭和５１年（１９７６）に国指定重要文化財に指定されています。現在は 旧太田中学校と太田第一高等学校関係の資料館として整備されています。
【 参考：文献等 】
・ 現地案内板-常陸太田市教育委員会
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