古河市: 旧中山家住宅

  茨城県:歴史・観光・見所古河市:観光・観光・見所>旧中山家住宅

概要・歴史・観光・見所
旧中山家住宅(古河市)概要: 旧中山家住宅は茨城県古河市鴻巣に位置する古民家です。旧中山家住宅旧中山家住宅は延宝2年(1674)頃建てられた大型農家住宅です(床板の裏に「延宝二年」と記された墨書が見つかり、これ前後の建築と推定されています)。中山家の祖先は武士で江戸時代初期に帰農したとされ代々辺田村の組頭などを勤めた上層農家の家柄です。木造平屋建、直屋形式、平入、寄棟、茅葺、桁行17.3m(9間)、梁間10.55m(5間半)、床面積184.47u、外壁は真壁造り、白漆喰仕上げ、柱だけでなく梁や貫なども現しになっています。

内部は「田の字型」と呼ばれる平面配置で向かって右側約1/3が土間で台所又は作業場として利用し、残った2/3の土間側、正面に「表広間」(板敷26.5畳:中央西側に床の間、北側に囲炉裏、土間側と南側には縁)、西側正面に「裏ノ間」(板敷4畳)、背後に「座敷」(畳敷10畳)、さらに背後に「納屋」(板敷8畳)が配されています。当初は坂東市(旧岩井市大字辺田)に建てられていましたが江戸時代初期に建てられた上層農家建築の遺構として貴重なことから昭和48年(1973)に茨城県指定有形文化財に指定、昭和50年(1975)、中山家から寄贈され現在地(茨城県古河総合公園)に移築保存される事になりました。

【 参考:サイト 】
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-古河市教育委員会

旧中山家住宅:写真

旧中山家住宅
[ 付近地図: 茨城県古河市 ]・[ 古河市:歴史・観光・見所 ]


※ 相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。 回答によって不都合や不利益をこうむっても当サイトは一切責任を負いません。又、回答を直接的(当サイトの名前を使って)に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。 予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。尚、「茨城県:歴史・観光・見所」は「茨城県の歴史」、「郷土資料辞典−茨城県」、「日本の城下町−関東(一)」、「城郭と城下町−関東」、「パンフレット」、「案内板」、「関係HP」等を参考にさせていただいています。※プライバシーポリシー