妙行院

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概要・歴史・観光・見所

妙行院(笠間市)概要: 案智山妙行院法音寺は茨城県笠間市安居に境内を構えている天台宗の寺院です。妙行院の創建は江戸時代初期の寛永年間(1624〜1643年)に当地を開発した柏原兵部が自らの屋敷に草庵を設けたのが始まりと伝えられています。

正保3年(1646)に柏原兵部の弟が仏門に入り「光慶」を名乗り、草庵を「明生院」と名付けました。貞享3年(1686)に現在地に遷し、正式な寺院に格付けられた事から「案智山妙行院法音寺」を号する事になりました。

妙行院の近隣にある千日堂(笠間市指定文化財)とは関係が深く、以前は妙行院で「笠揃い」を行い讃歌と念仏が唱えられ、千日堂から出発した一行は新たな仏供養を行う家に向かい、高灯楼を囲むように念仏が唱えられていたそうです。

山門は切妻、銅板葺、一間一戸、薬医門。妙行院本堂は木造平屋建て、入母屋、銅板葺、平入、桁行8間、正面向拝付、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、内部の内陣には本尊である阿弥陀如来像が安置されています。大悲閣は木造平屋建て、入母屋、鉄板葺、妻入、桁行2間、梁間2間。鐘楼は入母屋、桟瓦葺、4本柱。山号:案智山。院号:妙行院。寺号:法音寺。宗派:天台宗。本尊:阿弥陀如来。

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妙行院:本堂・大悲閣・写真

妙行院:参道に設けられた山門と土塀
参道に設けられた山門と土塀
妙行院:山門から見た苔生した参道の石畳み
山門から見た苔生した参道の石畳み
妙行院:境内から見た本堂正面と石燈篭
境内から見た本堂正面と石燈篭
妙行院:境内に設けられた大悲閣
境内に設けられた大悲閣
妙行院:境内に時を告げる鐘楼
境内に時を告げる鐘楼


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