笠間稲荷神社

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笠間稲荷神社
笠間稲荷神社
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笠間稲荷神社 笠間稲荷神社 笠間稲荷神社 笠間稲荷神社
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概要・歴史・観光・見所
笠間稲荷神社概要: 笠間稲荷神社の創建は白雉2年(651)に胡桃の大木の下に祠を建立したのが始まりとされ、笠間稲荷神社胡桃下稲荷の別称がありました(上記の社伝は伝説の域を出ませんが、「常陸国風土記」でも7世紀頃には既に稲荷信仰があったと記載されています)。中世に入ると、長く当地を支配した笠間城の城主笠間氏により庇護されたと推定されますが文献上の記録が無く不詳。江戸時代に入ると歴代笠間藩主の崇敬社や祈願所となり社殿の造営や社領の寄進が行われ現在の境内が形成され、京都の伏見稲荷と九州の祐徳稲荷と共に日本三大稲荷の1つとして信仰を広めました。特に寛保3年(1743)には藩主井上正賢が篤く帰依し境内を拡張し社殿を再建、さらに、一族である門三郎が笠間稲荷神社の信仰から多くの人々に功徳を施した事で「紋三郎稲荷」とも呼ばれるようになりました。延享4年(1747)に井上正経が陸奥磐城平藩(福島県いわき市)に移封になり、延岡藩(福岡県延岡市)から牧野貞通が入封すると、貞通も笠間稲荷神社に対し、先例に従い社領を安堵し多くの社宝を寄進しています。松平氏や戸田氏(松平氏)、永井氏、浅野氏などは他領に移封されても笠間稲荷神社の分霊を勧請し改めて領内に稲荷神社を創建し信仰を続けています。笠間稲荷神社は古くから神仏習合していましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏教色は排され、村社に列し、戦後は別表神社となっています。祭神:宇迦之御魂命。

現在の笠間稲荷神社本殿は江戸時代末期安政・万延年間(1854〜1861年)笠間稲荷神社に牧野貞明(貞直)が武運長久御領内泰平を祈念して再建したもので、拝殿部が外陣、その内部に旧本殿が取り込まれる形式で内陣を構成しています。拝殿部は四方入母屋造、銅板葺、桁行3間(7.58m)、梁間2間(4.62m)、正面1間軒唐破風向拝付、向拝や壁面、柱など随所に精緻な彫刻、旧本殿部は流造、本瓦型銅板葺き、桁行5.34m、梁間5.34m。大工棟梁は真壁郡大曽根村出身の柴山播磨正源始治と笠間高橋町出身の海老沢太郎兵衛、彫刻師は後藤縫之助(三頭八方睨みの龍、牡丹唐獅子等を担当)、弥勒寺音八、諸貫萬五郎(音八と共に蘭亭曲水の図等を担当)。笠間稲荷神社本殿(附:軒札1枚)は江戸時代末期の神社本殿建築の遺構で意匠にも大変優れている事から昭和63年(1988)に国指定重要文化財に指定されています。又、笠間稲荷神社境内にある藤樹2株は推定樹齢400年、根回り3.55m、枝張り15.02mの古木で昭和42年(1967)に茨城県指定天然記念物に指定されています。総門は文化10年(1814)に笠間稲荷神社の神門として建てられたもので、入母屋、桟瓦葺、三間一戸、八脚単層門、新たに楼門が建てられた際現在地に移築され総門と呼ばれるようになりました。笠間稲荷神社拝殿は昭和35年(1960)に再建されたもので鉄筋コンクリ―造平屋建、入母屋(正面千鳥破風)、銅板葺、平入、正面3間軒唐破風向拝付。楼門(萬世泰平門)は昭和36年(1961)に造営されたもので、鉄筋コンクリート造、入母屋、銅板葺、三間一戸、八脚楼門、内部には随神が安置されています。

笠間稲荷神社の文化財
 ・ 本殿−文久元年−四方入母屋造、銅瓦葺−唐破風向拝付−国指定重要文化財
 ・ 八重のフジ−樹種:ヤエフジ、根回り3.55m、枝張15.02m−茨木県指定文化財
 ・ 唐本一切経(3巻)−1132年(中国)−縦30cm、横11cm−茨木県指定文化財

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