常総市: 報恩寺

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概要・歴史・観光・見所

報恩寺(常総市)概要: 報恩寺は茨城県常総市豊岡町丙に境内を構えてる浄土真宗大谷派の寺院です。報恩寺の創建は鎌倉時代の建保2年(1214)親鸞聖人24輩の第1弟子性信房(性信は親鸞が越後に流罪になった際も随行し、関東布教の際にも積極的に関わっています。親鸞が京に戻る際には、当地で布教するように命じられ報恩寺を開山しています。)が真言宗の大楽寺(廃寺)を再興し報恩寺と改称したのが始まりと伝えられています。

聖人の第1高弟が開いた寺院として信仰を広め寺運が隆盛しましたが戦国時代戦乱に巻き込まれ焼失、一時衰退し江戸に移されましたが文化3年(1806)に火災により焼失しその後現在地に再建されています。

又、性信房が住職の際、大生郷天満宮の祭神である菅原道真が白髪の老人に姿を変え、性信の法話を度々聴きに来たとされ、当時の神官の霊夢に道真が立ち、御礼に鯉を2匹献上するようにと告げたと伝えられています。以来、毎年1月10日には2匹の「お鯉さま」が献上され現在でもその行事は続けられています(一端、報恩寺に納めた後、江戸浅草報恩寺に送り「俎開き」の儀式に利用されるそうです)。

現在の報恩寺本堂は文化3年(1806)に造営された古建築で桁行12間、梁間12間、寄棟、瓦葺、三間向拝がついています。親鸞聖人旧蹟24輩第1番坂東報恩寺として信仰を集めています。宗派:浄土真宗大谷派。本尊:阿弥陀如来。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板(イチョウ)-水海道ライオンズクラブ
・ 現地案内板

報恩寺:写真

報恩寺:境内正面に設けられた山門(四脚門)と石造寺号標
境内正面に設けられた山門(四脚門)と石造寺号標
報恩寺:山門から見た境内の様子
山門から見た境内の様子
報恩寺:左斜めから見た本堂全景と石燈篭
左斜めから見た本堂全景と石燈篭
報恩寺:境内に設けられた鐘楼と梵鐘
境内に設けられた鐘楼と梵鐘
報恩寺:黄色く紅葉した境内にある大銀杏
黄色く紅葉した境内にある大銀杏


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